全部だきしめて。

オトコ心とアソビ心のPhoto&Essay、ついに統合エディション!‥‥とか

っらっしゃーい(^O^)/
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えー、マコトに唐突ではありますが、俺のインプレッサがうなりをあげて峠を下る。
風は西風、天候は晴れ/のちに曇天、ただし時々ウマの日だ。
ハードボイルドなゴールデンウィークの幕開けにふさわしい空だ。
繰り返されるぬるま湯のような日常から脱却せよ、俺の中のタビビトよ。
幻の蕎麦を求めて‥‥。




‥‥いや、すんげー大袈裟に始まったワリには、別に特に求めちゃいねーんですけどね(^◇^;)
昨日も食ったしね、蕎麦(^◇^;)
んでもさ、通りすがりに↑こんなモン見かけちまったら、そりゃ気になりますよね?普通。
だって「幻」ですもん、マボロシ!

幻と銘打つからには滅多にお目にかかれない、希有の食物であるに違いない。
孫子の代までも語り継ぐ価値ある、空前絶後のスーパーな蕎麦であったとしても、何の不思議もないワケですよ。
おそらくは値も張るであろーが、ま、いーじゃんいーじゃん。
仮り初めにも観光地の蕎麦屋、居合わせたアイツもコイツもソイツもどいつもフトコロは暖っかろーうしよ、中にゃオヒトヨシもおるだろーしよ、「絆」ばやりの世の中だしよー(^◇^;)
イザとなったら山下清ガハクの振りでもすりゃ何とかなるべよ(^^)v

とか、入る前から勘定はヒトサマになすりつける算段を胸に秘め、某月某日某曜日、私はマボロシの門をくぐったのであった。。。



ってか、マボロシ云々はサテオキましてね、それ以前に俺、このブログどのくらいほったらかしてましたっけ?
路地裏に三年ミツキが経過して、便箋にゃ紙食いムシがウジャウジャウジャウジャ、、、ってくらい経つ?
ならば先ずは「お久しぶりでごぜーますm(__)m」って挨拶から入るべきだったか???

でももう遅い。
俺は挨拶から入る前にマボロシの門をくぐっちまったのだから、挨拶は蕎麦屋にせねばならんのだ。
アッチやらソッチやらで日がな一日挨拶回りしてられるほどには、ヒマではないのですよ俺だって。

早く暖簾がくぐりたい。颯爽と暖簾をかいくぐり
「こんにちはー、マボロシ一つくださいなー(^O^)/」
とかハイトーンでシャウトしたい。
高鳴る胸の鼓動。込み上げる空腹感。
そーして旅人は、「時香忘」なる看板が掲げられた館へ、その足を踏み入れた。

※ホントはここに通路入口の看板写真が入るハズだが、何故かピントが来てなくて使えない\(__ )

が、しかし、かいくぐるべき暖簾は遠かった。
帰り道が心配になるくらい遠かった。
駐車場から店の入口にかけてのエントランスがやたらと長いのですよ。
それはですね、エントランスと言うよりも、回廊なのですね。
長い長い、長い渡り廊下をL字型に空きっ腹抱えてトボトボトボトボ300メートルっくらい歩く。
‥‥いや、そんなにゃなかったかもしらんが、体感的には3キロくらい歩いたぜ俺。

※ホントはここに長い回廊の写真が入るハズだが、何故かピントが来てなくて使えない\(__ )

そんでいよいよ入口に立つ。暖簾はない。私はチョイと虚しい‥‥
でもって自動ドアが開き、受け付けで名を書くよう促されたりするワタシ。
「え、と、今日はですね、その、何つーか、、、チョッとこうワイルドな感じで短く刈り上げて、そんであと金髪に染めたら左サイドにブルーのメッシュ入れて欲しい。。。」

いや違う、そーじゃない、幻が食いたいのよマボロシが!
だがしかし受付は、その佇まい、マヌカン的な受付けレディのイデタチ、画廊のごときディスプレイ、どこを取ってもオッシャレ〜♪な美容院のソレなのよ。
俺がこの半生において、かつて見聞したところの蕎麦屋のソレでは決してない。断じてない。断固としてない。ないつったらナイ!!!

‥‥なぁ?もしかして俺ってばよ、長い回廊でキツネに化かされてよぉ、マボロシの蕎麦屋に隣接するマボロシの美容院とかに辿り着いちゃったんじゃないのぉ?しっかりしろよオメー。
イヤ、「オメー」とかいねーから。俺が一番しっかりしろ。

で、受付のマヌカンが言うワケですね。
「20分から30分、お外でお待ちくださいね〜」とかね。別に大して混んでる風にゃ見えんのだけどね。
ここで常日頃ならね、誰かと違ってオラぁ途中でアイスも食ってねーしよ、空きっ腹抱えて気が立ってるしよ、
「ふざけんなっ」とか吐き捨てて颯爽とキビスを返しトボトボと長い回廊を引き返すオトコに違いない俺ではあるが、そこはそれ、マボロシの魅力ってヤツを前にして、今日のボクは大変に寛大にして素直な少年です(*^^*)

で、回廊沿いの木製ベンチの隅っこに、他の有象無象なる蕎麦待ちビトどもと共に腰かけて待つコト、、、30分くらい?
すでに俺は何のためにここでこーしてベンチに腰下ろしているのかさえもアヤフヤになって来た頃合いを見計らって、
「相席でよろしければ」
などとマヌカンがやって来るのな。
そこで旅人はよーやく店内へと招き入れられ、どう見ても近代的カフェテリアなテーブルの一隅に身を沈めるワケですよ。



蕎麦茶が出てくる、メニューも届く。
「本日のお蕎麦は三品です」
とかマヌカンが言うから、盛り合わせでくれるのかと思ったらそれぞれ別オーダーだった。。。
しかもメニューには、よくワカラン言葉が並んでおる。能書きがイッパイ。
ワケワカランから無難なヤツを頼んでみる。
何となく「大ザル!!」とか言い難いオーラがあるんで珍しくも黙り込むワタシ。いたたまれねー(^◇^;)



そんでもって待つことおおよそ12分。
やがてワサビが一本丸ごと、鮫皮のオロシガネとともにやってくる。
イヤ、鮫皮だからオロシ「ガネ」じゃねーが、ってかそれ以前にホントに鮫皮かどーかの自信さえないが、そんなこたぁどーだっていいのだ、この場合。
とりあえず言いいたいのは、俺はマボロシの蕎麦を食いに来たんであって、ワサビをおろしにはるばる出向いたワケじゃーない、ってコトだ。
第一、俺、生まれてこの方そんなもんすり下ろしたコトないよ?

早くもテーブルに立ちこめる一抹の不安と暗雲。少年の顔はたちどころに翳りを帯びる。
なぜソバ一杯喰らうのにこんな不安と闘わねばならんのだ?

だが少年よ、心配はいらん。ヒトは独りで生きてるわけじゃーない。
向かいの席に偶然腰掛けたところの素性定かならぬ旅のおヒト約一名が、慣れた手つきで一心不乱にワサビをすり下ろすその様を、キミは呆然と見守っていれば良いというのだ。
‥‥向かいのおヒト、アンタなかなか手際がいーねぇ、、、得意技ですか?(^◇^;)
‥‥それにしても何だ?この鮮やかな手サバキは。ぷ、プロか???得体のしれねーヤツ‥‥。
‥‥もしやもしや、何の仕事か知らねども、本業じゃ食って行けんくなって、会社ハネてからワサビ下ろしのバイトでもやってんじゃねーか、コイツ(^◇^;)
等々、少年は胸の奥でコソッとつぶやくかもしれんが、聞こえないから問題はない、多分。

 ※ホントはここにワサビすり下ろし中ショットが入るのだが、当局の許可がおりずダメなのだ\(__ )

で、時は流れる。
いつの間にやら見事にすり下ろされた一本ワサビを前にして、待つこと更に15分。
来た来た来た来た、やっとキター\(^O^)/
笹の葉にくるまれ鎮座ましますマボロシの蕎麦は‥‥幻のソバは‥‥

盛りが少ねぇええええっ!!!!ヽ(`Д´)ノ



はあああぁ。人生が切ねぇ。。。orz



ま、食いますよ。食いますともさ。
総計1時間ばかりも待ったのだ。食わねば負けだ。見てろよ、三口で食っちゃる!!!

‥‥ ‥‥ ‥‥。
ま、ウマかった。
ツユはチョッとカツオが利きすぎだが、喉ごし・歯ごたえはサイコーであった。
俺はグルメライターと違うから上手に説明できんけど、うちの近所の有名な手打ち蕎麦屋「末廣庵」と同じ味が口中に広がるから、これは石臼で挽いた蕎麦に紛れもないゾ!
な?!な?!

「‥‥オマエの近所自慢はどーでもいいんだけど、深大寺の蕎麦のほうがおいしーかもね」
二組四名様ご相席中のテーブルの向こう側から届く、素っ気ないワサビすり下ろしマニアの声。
向かい合う二人の前にテーブルという名の海。
  あな〜たは気付い〜てない 私悲し〜みの ナミダの海に溺れっそうなの〜♪
‥‥ALICE より「テーブルという名の海」をお送りしました。シクシク。
ってか、誰が「オマエ」だ?張ッ倒すぞテメー(^◇^;)


で、まぁ何つったらいーか、美味かったんですよ。美味かったんですけど、感覚としては3時のお茶にケーキ食いましたー、程度の腹3分?
だからと言って2枚も3枚も食うコトは許されそーもない上品な感じ?
少なくとも大衆が食す蕎麦ではなさそうな?

そんな感想に包まれて、食い終わりは幾分不満足だったワタクシではありますが、最後のソバ湯が凄かった。
お粥?甘酒??これ甘酒???つーくらい、どっろどろの濃厚な、ポタージュのごときソバ湯体験。
こいつ2杯でカツ丼1杯食ったくらいの重量感。もちろんどっろどろだから味も濃厚、体によさそう。
まさにマボロシのソバ湯!ビバ!ソバ湯!



つまるところ、ソバ湯に大いに満足して、旅人は片頬にハードボイルドな笑みを浮かべつつ、霧煙る「マボロシの蕎麦屋」を後にしたのであった。
メデタシメデタシ(^^)

勘定のコトは、俺は知らない。
メデタシメデタシ(^^)


  ※後日ネットで調べてみましたらば、このマボロシの蕎麦屋は結構有名みたいでして、色んなブログで紹介されておりまする故、たとえばどっかで似たような記事をお見かけしましてもよ、それはただの偶然ですから、偶然!(^◇^;)
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さて、山道を抜けてデッケー”ムカデ”が道路を横断する小さな集落を抜けたらば、上の写真↑のような場所に出たと思いねぇ。
まー上の写真はチョッとずれた場所を撮ったのだけど、概ね似たような地形の頂上付近に私は現れたのだ。

眼下にはこーいうの↑↑や、それから落合川なのか中津川なのかよくはワカランが、極々普通の市街地が広がっている。

何かよーやく、迷い込んだ神話の世界から現実世界に戻って来たような気がして、ミョーに街の佇まいが懐かしく思えてしょーがない。
そーだ、街へ降りよう。街へ降りて人々の温もりに触れよう、俺は。

とか思い立ったが運の尽き。
この地形にはですね、車なんぞとても通れないような道が水平に水平に続いておるワケです。
一方、市街地は眼下に広がって俺を手招きしている。

どー考えても道なりに水平に進むよりも丘を垂直に降りたほうが近いっしょ?ですよね?

そう思って連なる畑を縫って交差する(よーに見えた)、草深い畦道に踏み込んだわけです。
何となく道みたいに見えたからさ。
そしたら何だか方向無茶苦茶で、歩きづめに歩いたら元の場所に戻ってたり林の中に迷い込んで再び山中に入り込んでたりするワケです。。。

‥‥つまりここで迷った(^◇^;)
多分まともに道なりに進んだ場合の5倍くらいの時間をかけて街にたどり着いた時にはもうクタクタよ(^O^)/

で、もはや写真撮る元気もなく、陽はすでに西に傾きつつあるし、な〜んもせずに引き返し、、、また同じように迷った(^◇^;)

だってさ、帰りは上りの連続だしさ、陽は沈みそうだし、焦るじゃないですか。
道なき道を垂直に登ったほーが早く帰れる気がしたんだもん。。。

そんでまぁ、喉をカラカラにしつつも何とか見覚えのある石畳に入る。
もう足は棒のようで、心臓はワサワサ言うし、写真撮ってる気力なんぞない。

ひーひー言いながら石畳の坂を越え、やっと道が平坦になったっところでかろうじて1枚撮る。

が、そんなコトより水を、一杯の水を。

しかし自販機一つないままに、気がつけば馬籠の宿にいるワケです。

あーそうですか。↑
もはやモノ言う気力もないわ!

しかも駐車場まで、情け容赦もなく坂は続く‥‥\(__ )

煎餅屋も閉まっとる。買う気はないけど。

フィルム置いてるタバコ屋も閉まっとる。タバコは車にも一箱積んでっから別に構わん。

酒屋も閉まっとる。もう疲れ果てててピントも合わん。

バス停も閉ま‥‥いや閉めるべきドアがないけど、ヒトもおらん。
もっともどのバス停でもヒトは見かけんかった。。。

そーして旅人はついに、陽もどっぷりと翳って俺のインプレッサ1台が停まってるきりの駐車場にたどり着き、缶コーヒーで喉を潤し、カーステで「サン・ゴーズ・ダウン」とか流しながら家路を辿るのであろう。

さらば春の木曽路よ、オマエのコトは忘れる日まで忘れない。
‥‥じゃなかった、もう思い出さん\(__ )



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「緑の日」っていつでしたっけね? 4月29日ですっけ?
一月近くも昔になるが、そんなコトには全く関わりなく、当ブログは本日こそ「緑の日」にございますm(__)m

昨日の「是より北 木曽路」の碑を過ぎますと、道は旧中山道、粗雑な石畳が敷き詰められた山道へと入る。
そんでこの道は紛う方なき旧中山道なのだが、ボクは碑を過ぎて、おそらくは南西方向に下ってるはずで、従ってすでにしてココは木曽路ではない。

木曽路じゃないのに「木曽に迷う」じゃタイトルに偽りありじゃねーの?とアナタは思うかもしれないが、そんなコトないぞ。

地域的には落合宿までは「木曽」のカテゴリーに入るはず。
たとえ中津川市に編入されていよーが碑上「木曽路」の枠からは外れていようが、この地は大昔から木曽と決まってるのだから「木曽に迷う」は全然間違いじゃないのだ。

間違いはむしろ「木曽」ではなく「迷う」のほうにあって、ボクは別に迷ったワケじゃない。
単に帰り着くべき場所から遠ざかり続け、そんで近道のつもりで入り込んだ畦道が全然違う方向に延びててひとしきり進んでから引き返したり、を繰り返してただけである。断じて迷っていたワケではないよ。

そもそもこの石畳は基本的に一本道だから迷いようがないのだ。
‥‥タケノコはいっぱいありました(^◇^;)

途中までは車が通れる舗装路が併走してて、山奥って感じもない。
それが途切れたあたりからが、いよいよ深き山道に差しかかるのだが、あくまでも一本道よ。
こんなトコで迷ったらただのバカである。

で、ボクは石畳をひたすら降りているのだけど、途中で逆に登ってくる若い女性の二人連れと行き会います(*^^*)
おー、俺のブログには珍しく、チョッとばかりアバンチュールな展開(*^^*)

そんで彼女らがボクに「こんにちはー」とか気さくに声を掛ける。
‥‥ドキドキするワタシ(^◇^;)

ま、ボクは例によって無愛想に「あ、こんちゃ(-_-;)」とか吐き捨てて視線を逸らし、道の端に身を寄せて彼女らをやり過ごそうとしたのだが、折悪しく場所は「なんじゃもんじゃ」の立て看の前‥‥。

ボクが写真撮り出すと、彼女らは一生懸命看板を読み出しやがって、えーい、鬱陶しいんだよ(*^^*)

そーして恐れていた事態が起こる。
一人がボクのほうにくるりと身を翻し、黄色い声を上げる‥‥。
「どれがなんじゃもんじゃの木なんですか〜?」

‥‥知らんて(^◇^;)
俺に聞くな、そんなもん。分かるのはタケノコくらいよ、タケノコ!
しかし他に人っ子一人、犬ッコ一匹歩いてないから、ここは俺の出番なのかもしれないね(^◇^;)

立て看からチョイと離れたところに簡単な柵で囲われた立木が一本あって、まぁどー見てもボクには雑木にしか見えないのだけど、なんか御神酒みたいのも供えられてる。
他にコレと言って大した木もないから、これこそがなんじゃもんじゃに違いないのだ。

で、ボクはアゴしゃくって指さしつつ落ち着き払って答えるワケです。
「アレじゃね?」
まー知らんけどさ(^◇^;) でも彼女たちだって別にわざわざ「なんじゃもんじゃ」の調査研究とかに来たワケでもなかろーし、違ってたって人生において大した問題にはならんでしょ、多分。
俺はこの場をやり過ごせればそれでよい。

ところがこのコムスメどもは女子大生だそーな。京都から来たんだそーな。
二泊三日で木曽を回るんですって!
ああそーかい。しっかり食って帰れよー(^O^)/

‥‥スゴいっしょ?
俺、オネーチャンと5分ばかりも会話しちゃったよ(*^^*)

そんで俺は今度ばかりは密かに密かに期待した。
「すみませ〜ん、写真撮ってもらえますかぁ」のヒトコトを。
だがコムスメどもめ、一向に写真のしゃの字も言いやがらねーから堪りかねてついに俺は言ったのだ。
「記念に写真撮ってやろーか?」

まーそんなコトが言えるくらいに会話は弾んでおったのですね。
だけど丁重に断られました\(__ )

けっ、バカ娘どもめが。
などと胸の裏側でツバ吐きつつ笑顔で二人と手を振り合って、なおも旅は続く。。。


※註
「すみませ〜ん、写真撮ってもらえますかぁ」の元ネタはこの辺に‥‥→http://rebels7.exblog.jp/12504567/




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当初の予定と致しましては、風フォトのバス停シリーズとこっちの旅レポ、同時に終わるはずだったのですm(__)m

しかしながらバス停の写真は底をついたのに対し、「木曽は山の中です誰も来やしません」写真はいっぱい残ってる上、ハナシも半分しか終わっとらん‥‥。

もっとこう、構成を考えるとか出来んものか\(__ )

さて、終点を通り過ぎたか、やがてバス停も見えなくなり道はゆるやかな下り坂。
まだ今んトコ鼻歌気分で旅を続ける旅人の前に、小さな公園が現れます。
‥‥公園つーよりは広場なんですね、狭〜い広場。

狭いのに「広場」って何よ、広いから広場であって狭けりゃそれは三畳一間でしょーよー、とかの疑問は俺も感じるところであって、至極もっともなご意見ですが、他に表現のしようがないのだ、許せよ。

こーんな↑見晴らしのいい高台の広くない広場に、一応ベンチとアズマ屋があったりして、するとヒトは必ず意味もなくアズマ屋を覗いたりベンチに腰掛けたりしてみにゃならんのですね。
そーいうシキタリなのです。

んで、「これまた風は心地よく見晴らしのいいところよのう」とか思ってみたらばそれもそのはず、絶景ポイントなんですね↑、狭いけど。そんで人っ子一人いないけど。

ご覧の通り「信州サンセットポイント百選」ですもん。スゲー。

‥‥全国十選とかならともかく「信州百選」の一つじゃ有り難みつーもんがなぁ、、、とか、いやそもそもアンタすでに中津川市に編入されてんだから「信州」じゃねーっしょ?とかは地域住民の方々にとって余計なお世話ってもんですから。

確かに晩夏の夕暮れ時とかにカノジョなんぞと肩並べて腕組んで茜色の空とか降り注ぐ星とか眺めてたら、そりゃもうロマンティックが止まらねーコト請け合いの、、、安請け合いですけどね、、、ステキな絶景ポイントなのですね。

ロマンティックの後の長すぎる家路を考えるとチョッとどーだかな、と思いますけど。
そんでジュースの自販機くらい置いといてくれ、とも思いますけど。

そーして案内杭に記載の通り、正岡子規の句碑だってチャーンとある。↑
こーいうのなら105mmでも不満はないのだ。

あー、広場つーよりは展望台なのよ!と、今唐突に思った。丘陵の中腹に密かに佇む展望台!
そんで手摺りがついてる崖っぷちにはツツジ(多分)が色も鮮やかで、花好きなコイビト達ならばロマンティックが止まらねーコト確定よ、もう。↑
ただし風が吹くと寒い。すでに歩きづめで体が汗ばんでる俺なんぞに至っては、ロマンティックの前にハナミズが止まらねー。

で、付近には野生の藤も咲いておったが、あんまりいい色は出とらんかった。ざっと撮った\(__ )

写真のナンバーから行くと、展望所の先にこの家があるんかな?↑
ここらが街並みの終わりであろう。

で、この写真、これは惜しかった。もー涙ぐむほどに惜しかった。
玄関いい味出てるっしょ? 風フォトに出したかったのよ。
背景の白飛びとか木立の滲みとかはいーのよ別に。
何がイカンかつーと、玄関先の風車! コイツがあるから雰囲気あってさ、玄関と風車、セットで写したかったのよ、俺は!!

にもかかわらず風車がピント外れておる\(__ )
どーやら絞るのを忘れたらしい。しかもこんな時に限ってワンショットしか撮っとらん。
百年のお笑いぐさだ俺は(笑)

さて、やっとワタクシが馬籠宿を背に、落合宿に向けて歩き始めたそのワケを明かす時がやって参りました!

上の写真をご覧下さい。
「是より北 木曽路」って彫られてますね、「是より北 木曽路」って。

話せば長いコトながら、あれはボクが18の初秋の頃だった。
これまで何度も何度も何度も口を酸っぱくして唾飛ばしながら訴え続けて来たコトなのだが、その時ボクは唐突に思い立ったのな。
「野宿で木曽路を縦断しよう!」と。

そんでナケナシの一万円だかを握りしめて、GパンGジャンにサンダル履きで、ディパックには旅日記書くためのノートとタオルと友達に借りた折りたたみ傘だけを突っ込んで、着替えなんぞも持ちもせず、新宿から各停に飛び乗りまして、一人の若者は木曽へとやって来たのです。

途中で峠越えの最中に台風の直撃を受け崖から転がり落ちたり、ずぶ濡れなのに野宿出来る場所がなくて吹きっ晒しのバス停で震えてたり、所持金はあっという間に尽きてメシが食えなかったり散々な想いをしたのだがソレハ置いといて。

その記念すべき放浪の旅の取っかかりが、落合川の無人駅だったのよ。
そこで降りて、とりあえず馬籠の宿を目指して、30年も前の私は希望に胸打ち振るわせて、この道を踏みしめて歩いたのだ。ブラボー。

そうしてまさにここ、この場所でこの「是より北 木曽路」の碑を前に、旅の終わりを塩尻の「是より南 木曽路」の碑と定め、たとえこの身に何が起きようが世界にハルマゲドンがやって来ようが、俺は野宿で徒歩縦断を成し遂げる、と誓ったのよ!!

‥‥血気盛んだったんですね(^◇^;)

で、自らの原点に今一度立ち戻るために、今回逆走で馬籠宿から落合川の駅まで走破してやろうじゃん、とか‥‥。

だけど思ったより遠かったんです‥‥。
30年前はあっという間の距離だったよーな気がしたんですけどね‥‥。

まさか俺が知らん間に伸びたんじゃあんめーな?道。。。



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なんか一向に終わる気配を見せないこの新緑の木曽路レポですが、さすがに折り返しは過ぎているのではなかろーか。
そーに違いない、そーであって欲しい。アタマ痛いし。

で、唐突に後ろ姿愛好会。
路地の彼方を走り去る日傘をさした妙齢の美人のネーチャンが独り。↓

隠し撮りではないよ(^◇^;) これは街角スナップですから(^◇^;)

‥‥‥‥‥‥\(__ )

えー、馬籠宿から落合宿に向かう道ですね。
昨日の田園地帯をあっという間に過ぎまして、住宅地に入ります。
昔ながらの細い街道沿いに古い家屋が建ち並んでおりまして、なかなかに情緒溢れる景色が、さながら絵巻物でもひもとくように、旅人の眼前を通り過ぎて行きます。
ホントかよ(^◇^;)

ホントだよ。何でならば俺はひたすらに前方へ前方へと、その歩みを止める事なき旅人であるからだ。
どこまでも行こう、道は険しくとも、口笛を吹きながら歩いて行こう。

あ〜あ、バス停がでましたね。出ちゃいましたねー。。。
勘のスルドいヒトならば気付くでしょう。
そーとも、この旧街道沿いの集落こそが、風フォトでやってるバス停特集の場所なのだ。
今明かされる衝撃の歴史的事実!

しかしカブリ写真がないところはサスガである。こーいうトコロで手を抜くか抜かぬかで俺の人柄が偲ばれる、つーもんだ。
いや、写真余ってっからコッチでもせっせとサバかなきゃ、ってワケでは決してなく!(^◇^;)

道沿いにひっそりと咲くこの花を↑、なんと珍しいコトに俺は知っている。
これは「コデマリ」とかいう花に違いないのだ。多分、絶対。
なんでかつーと、去年なっちゃんに教わったのだ。紫陽花ぽいけど紫陽花より小さくて白いまん丸なこの姿を人呼んで「コデマリ」と言うのだと。

もし違ってたらそれは俺のせいでは決してなく、それはもう100%なっちゃんのせいですからねー(^O^)/
俺を責めてはダメよ。


何か疲れて来たが、野の仏二題。

そんでもって今日は仕事休んで医者なんぞに行ってみました‥‥。
つーのも、腹と喉に出る風邪が村のガッコで流行っていて上の娘も休んでまして、俺のもどーやらそれが移ったと思われるのですね。

そしたところが、休んでる生徒の一人がトキソプラズマだかマイコプリズムだかエクトプラズムだかよくはワカランがそんな名前の肺炎と診断されまして‥‥。
伝染性らしいんですね。
ま、俺はいまだかって伝染病にかかったコトないんですけどね、一応念のため(^◇^;)

そんで医者の帰りに薬局に寄って、目薬と歯磨き粉買って来ました(^^)
歯磨き粉いっぱい並んでてどれがいーか迷ったんで4種類買ってきちゃいましたー(*^^*)

多分、向こう半年くらい歯磨き粉は買わずに済むぜ。ぴーーーーす!


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